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2021.10.01

『ANONYMAT 2021 奈良 vol.1』のお知らせ

『ANONYMAT 2021 奈良  vol.1』のお知らせ
『ANONYMAT 2021 奈良  vol.1』のお知らせ

「ANONYMAT 2021 奈良 vol.1」

奈良に活動拠点を構え制作を続ける実力派の美術家4人を、奈良蔦屋書店 天平ギャラリー において、展示・紹介いたします。この展覧会はGallery OUT of PLACE と奈良蔦屋書店との共同企画で、大和盆地、紀伊半島に生きる人や出来事を発掘・開拓し、土地に根ざした文化や芸術を取り上げた展覧会を企画していこうとするものです。

本展では特に奈良にこだわったキュレーションになっています。2つの企画展で構成されており、vol.1 として「赤い黒」と題し関智生(平面絵画)と赤井正人(木彫・立体))を紹介した後、vol.2 では西川茂(油彩)x 辻村唯(陶)による2人展「塔と壷」を10 月26 日まで開催いたします。総合タイトル「ANONYMAT」は、フランス語で「不特定な」あるいは「名前を持たない民」を意味しますが、このアルファベットを逆から読むと「民の名」とも読むことができ、意味が逆になります。 名声を得ながらも謙虚な姿勢を崩さない精神をこの言葉に託しています。

出展作家

関智生(b.1965)
2003 年イギリスでの留学を終え帰国した関は、アジアの植生と赤い色彩にとりつかれたかのように、日本画材・画風を西洋美術と融合し始めました。
それ以降、赤のモノクローム絵画を描き続けています。2020 年には、名古屋での美術教員としての活動を一旦終え、高校まで過ごした奈良西大寺の地に戻り、奈良に続く長大な歴史を俯瞰しつつ現代における美術の役割について日々考察を深めています。

赤井正人(b.1980)
奈良県のへそとも言える天川村洞川に生まれ、今も霊峰大峰山の麓に生活拠点を置き、日々作品制作に取り組んでいます。今回は、吉野杉の大木などの素材に彫刻をほどこした後、表面が炭化するまで火で焼き、再度彫刻や彩色を繰り返し出来上がった黒い立体群を展示します。観る者は、紀伊山地の地霊が呼び覚まされ、黒い木の塊から山の声が響いてくる様な立体群の迫力に圧倒されるでしょう。