本年9−10月、TOKIO OUT of PLACEは
SZによる展覧会『 virtual / actual 』 [pneuma] を開催します。
“virtual / actual”は、生命の潜在的多様性をテーマとするメディアアート・プロジェクトです。
本作品[pneuma] では、鑑賞者の呼吸をリアルタイムにセンシングし、その情報を用いて高精細なイメージを生成させ、鑑賞者にフィードバックします。
SZは、京都を中心に活動する5人のメディアアーティストのユニットです。
より多くの方々にご高覧いただきたく、広報のお願いを申し上げる次第です。
開催事項
1展覧会名: sz virtual / actual [pneuma]
2会期: 2009年 9月11日(金)ー 10月10日(土)
3会場: TOKIO OUT of PLACE
106-0047 東京都港区南麻布4-14-2 麻布大野ビル3F
4展示作品: メディアアート作品
今回の展覧会では、鑑賞者の呼吸をリアルタイムでセンシングし、
その情報を用いて高精細のイメージを生成します。
インタラクティヴなバイオフィードバック作品です。
5開館時間: 水ー土曜 12:00 - 19:00
6休館日: 日曜 月曜 火曜 祝日
7観覧料: 無料
8関連イベント:
9月11日( 金 )午後6時30分〜 『アーティストトーク』
午後7時30分〜8時 レセプションパーティを開催します。
9問い合わせ先:
TOKIO OUT of PLACE
106-0047 東京都港区南麻布4-14-2 麻布大野ビル3F
tel/fax 03 5422 9699
Concept
"virtual/actual"は、人と自然を貫く生命の潜在的多様性をテーマとするメディアアート・プロジェクトである。
人類の脳は、5億年以上の歳月をかけて巨大化し、極めて複雑な機能を有するに至った。脊椎動物の脳は、その進化のプロセスの中で、古い脳(大脳辺縁系)に新しい脳(大脳)を継ぎ足すことによって、高次の情報処理機能を持つ人類を生んだと言われている。進化論的に見れば、種の保存を目的とする新しい脳の発達こそが、動物と人とを区分する分水嶺なのだろう。こうして新しい脳の機能を肥大化させた人類は、言葉や文字を生み、武器を作り出し、都市文明を育むことで、生態系の頂点に立つ存在となるに至った。
しかし一方で、こうした人間に特有の能力こそが、大量殺戮兵器による戦争を招き、生態系の破壊を誘発し、地球環境問題を引き起こす要因となっていることを直視すべきであろう。人類は、自らの脳の進化の行き過ぎによって、人類そのものの存続すら困難な状況を招いてしまったのである。 新しい脳の発達によって切り離された人と自然の間に、根源的な関係性を回復することは可能であろうか。ドゥルーズによれば、人と自然を貫く根源、それは生命の次元である。生命の潜在的多様性を再発見し、賞賛すること。そのために、いかなる方法が可能であろうか。この問いに応えることは簡単ではないが、生命の有り様を科学的・唯物的に検証する情報工学的アプローチ(新しい脳の成果)と、人間の美的感情に揺さぶりを与える芸術的手段(古い脳に由来する領域)を融合すること、すなわちメディアアートの方法が有効ではないか考える。
"virtual/actual"では、鑑賞者の脳の状態を脳波測定装置によって測定し、その測定値を複雑系アルゴリズムを介したイメージとして視覚化することを試みる。刻一刻と変化する人間の生体情報が、生成変化する美的イメージに置き換えられ、鑑賞者へとフィードバックする。これは脳と知覚世界のダイナミックな相互作用を促す場であるとともに、生命の潜在的多様性を美的次元において再発見することで、人と自然の根源的な関係性を体感する場となるのである。
(尚、このテキストは2008年京都芸術センターで開催された展覧会のために書かれたもので、今回の展覧会を説明するものではありません)
virtual/actual
Exhibition
( Photo by Takeshi Koroda. )
System
• Interactive brainware visual
• analyser(IBVA)
• Apple MacPro
• Canon SX7
• Canon SX50
• BOSE 55WER
• YAMAHA P1000S
Concept and Image by Masayuki Towata and Koichi Mori
Program and Computer graphic by Takehisa Mashimo
Edit and Performance by Takeshi Maeda
Installation by Akira Nihei
Sound by Takuya Minami (Softpad)
Sponsoring by SZ
Co-sponsoring by Kyoto Art Center
Cooperation by Kyoto City University of Arts,Doshisha Women's College of Liberal Arts, Seian University of Art and Design, Osaka Seikei University, Kyoto Saga University of Arts, Google
Exhibition
hydrosphere
( Photo by Koichi Mori )
System
• Original Acrylic Screen
• Panasonic Video Projector TH-AE3000
• Panasonic Blu-ray Disc Player BW730
Concept by Masayuki Towata and Koichi Mori
Video and Edit by Koichi Mori and Takeshi Maeda
Computer graphic by Takehisa Mashimo
Installation by Akira Nihei
Cooperation by
Panasonic Corp.
Kyoto City University of Arts,Doshisha Women's College of Liberal Arts, Seian University of Art and Design, Osaka Seikei Universit
BIOGRAPHY
• Masayuki Towata 砥綿正之
• Koichi Mori 森公一
• Takehisa Mashimo 真下武久
• Takeshi Maeda 前田剛志
• Akira Nihei 二瓶晃